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無料BL漫画 ふじょきん

  • お題鬼×人間を書いてください!

    (20)

    出題者 貴腐人

回答「迷ったのか?」

俺はかなり昔から、ここに封印されている
所謂『鬼』だ

でも岩肌に直接貼られた札もボロボロになってきて、俺が自力で封印を解いて解放されるのも時間の問題だろう
そんな時、暇つぶしになるであろう者が来た

崖の近く、周りには岩がある場所
崖から落ちたのか所々に擦り傷がある少年

「誰?」

まだ5歳だろう
しかし怪我をしてるにも関わらず泣きだすどころか俺が誰か聞いてきた

面白い

俺は姿形はほぼ人間に近い、角はない
牙はあるが
そして、赤い目をしている

少年の目は黒、もちろん人間だからな

「俺が助けてやろう」

「別に、いい」


冷めた餓鬼だ
ずっとここに封印されてたから良くわからないが、今時の子供はこんななのか?


「おい、脚、折れてるじゃないか!?」

「それが?」


信じられない
こいつ、痛みを感じないのか?
ないに近い力を使い、子供の脚を治す


「……何?」

御礼の一つくらい言えよ

「治してやったんだ
感謝しろよ」

「治してなんて言ってない」


「ああもう、良いから向こうに真っすぐ行けば川があるから、下れば民家のある所に出られるだろうよ」

「あなたは?」

「俺は訳あってここに封印されてる鬼だ
喰われたくなかったら速く行け」


「……ありがとう」

ようやく礼を言ったか、
と安心したら

「脚まで治して貰って悪いけど、俺何も出来ないから
将来、俺が大人になる前に、御礼として俺を食べて良いよ」


は?
「お前、わかって言ってんのか!?」

「うん、俺が忘れたらいけないから、印、つけて」

子供が俺に近づく
最近の餓鬼は…見知らぬ大人(見た目20代)に恐怖を持たないのか?

子供の目を見て
躊躇は消えてしまった

子供の左目に俺の目を"写す"

子供の左目が、赤に


「お前の左目を俺と同じ赤にした、良いから速く帰れ」

「うん、ありがとね」


「あ、お前…」

立ち上がり、歩き出した子供を呼び止める

「何?」

「名前はなんて言う?」

「雪斗、水無川雪斗(ミナガワユキト)。あなたは?」

「砕愧(サイキ)……」

「じゃあね、砕愧さん」


子供はそういって去っていった














10年が経ち
封印を解いて解放された俺は
約束の通り探しに行く

雪斗……お前を食べてやろうか
それとも………



(続くか続かないか←)

回答者 貴腐人

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    • お題鬼×人間を書いてください!

      回答今だけは幸せであれ 「砕愧」 「なんだ?」 「…なんでも」 「……ただ、出会った時の事思い出して……

      0

      回答者 貴腐人

    • お題鬼×人間を書いてください!

      回答鬼×人間? 優しく肌を撫でる夜風…。己のよく知る風はこんなに優しいものじゃなかったと、遠い記憶の懐かし……

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      回答者 貴腐人

    • お題鬼×人間を書いてください!

      回答鬼×人間? 夢現に、ずっと誰かの優しい声が聞こえていた。 『生きろ』 あつ…い… どこだ?ここ。 古……

      2

      回答者 貴腐人