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【旧ふじょきん】捨てネコシリーズ捨てネコ番外編?君は商品?

商品でもいいからあなたのそばにいたいです

8歳の少年が虐待を受けていた母親の元から逃げ、保護したのは見知らぬ男。

君の身の安全を保障する代わりに、今日から君は俺の金稼ぎのための商品になってもらう。

その交換条件を飲み、少年は金のために身を売る

辛くなんてなかった
だって、あの人がいつもそばで見てくれたから…

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1ページへ「ああもううざい!あんたなんて産まなきゃよかった!」

ヒステリックな怒鳴り声とともに、肌を叩く音が響く

「っ…」

「あんたのせいで人生めちゃくちゃよ!子供いるだけで仕事も就けないし、コブ付きだと男は嫌がるし、あーもう!なんであいつ早々に死ぬのよ!ふざけんな!」

死んだ旦那への罵声を吐きながら、母親は子供を何度も叩いた。

「っ…」

そんな日々をいつも繰り返していた

そしてある日

少年は何も言わずそこから消えた。

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「…ん?」

ドアを開けた青年の目の前の路地に少年が倒れていた。

ひとまず青年は少年を家に入れた。











「…ん…っ…」

「目が覚めたか?」

少年は飛び起きた

知らない家に知らない人

驚くのは当然のこと

「勘違いするな、別に誘拐したわけじゃあない。お前が俺の家の前に倒れてたんだよ。ああ、自己紹介がまだだったな。俺の名前は大和(ヤマト)だ。」

「…あ…そうでしたか…ありがとうございます…大和さん」

「しっかし…ひどい顔だな…親に虐待でもされてんのか?」

「っ…」

少年の表情がこわばった。

「図星か…そうか…なら親の元には帰りたくないよな?」

「…はい。」

「そうか…」

青年は少年を品定めするように見た。

「この条件を飲むならうちに置いてやる。」

「…何ですか?」

「その傷が治ったら身売りしろ。」

「…みうり?」

分かるはずもない

まだ少年は8歳なのだから

「まあ、簡単に言えば…」

「…っんぅ??」

「口と口を合わせるキスということをしたり、」

「うぅ??」

「身体中を舐め回す愛撫という事をされたり、…今のお前じゃそれ以上は無理だから…それで金を稼ぐんだ。」

「…」

普通なら断るか逃げる

しかし少年は

「はい。それでお金を稼ぎます。だからここにいさせてください。」

「へえ、こんな事されて、恐怖とかないのかよ?」

「叩かれるよりはいいです…それより、そのキスっていうの、すると安心します…もう一回…してもいいですか?」

「…ああ」

少年の柔らかい唇が、青年の唇に触れた。

キスを終えた少年は心から安らいだ顔をしていた。

「…お前、名前はなんていうんだ?」

「…侑太郎(ユウタロウ)」

「侑太郎ね…華がないな…なら、身売りするときの名前はスミレだ。いいな?」

「スミレ…」

侑太郎は微笑んだ。

「はい。僕はスミレです。」

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「っ…」

「動くな。服を脱がされる時は身をまかせるんだ。」

「あ…はい。」

次の日から、スミレは身売りをする時の対応の仕方を教わっていた。

肩を抱かれたら寄りかかれ

キスをされても驚いて離れるな、そっと目を閉じ、相手がしたいようにさせろ

服を脱がされる時は身を任せろ

とりあえず今日はそれだけを教えた。

「よし、今日はこれくらいにしとこう。頑張ったご褒美にキスをしてやる。」

スミレは笑顔になり、目をつぶった。

大和はスミレにキスをした。

スミレは顔を赤く染め、微笑んだ。

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2ヶ月後

体の傷もすっかり治り、一連のやり方も教えた。

いよいよ明日から、スミレは身売りを始めることになる。

「スミレ、明日からお前は客をとることになる。もう予約も入ってる。今日は最後に通しで練習だ。俺を客だと思ってしっかり対応しろ。」

「は、はい!」

緊張しているスミレを、大和は抱きしめた。

「固くなるな。俺が教えたことをすればいいんだ。」

「…はい。」

大和はスミレをベッドに寝かせ、優しくキスをした。

「っ…『チュ』…んっ…『ピチャ』は…」

舌で口を開かせ、腔内を舐め、優しくスミレの舌を吸った。

「アッ…大和さ…」

涙で潤ませ、うっとりとした目で大和を見つめた。

「おい、もうそんなになってどうする?まだ始めたばかりだぞ。」

「すいません…」

大和はスミレの服を捲り上げた。

「ンッ…」

外気に触れ、自分の体が露わになったのを感じ、スミレは恥ずかしくて横を向いた。

「スミレ、恋人とイチャついてんじゃあないんだぞ?そこではどうしろといった?」

「っ…僕に触ってる人のことをじっと見つめます…」

「分かってるじゃないか。ならちゃんとやらないとダメだろ。」

「…はい。」

その後も、チラチラと見ることはしていたが、じっと見つめることは出来なかった。

「…ま、これから慣れていけばいいだろ。次だ。」

「はい。『チュッ』…んアッ…ぁ…ダメ…」

「ダメじゃなくて、もっとだろ。」

「っ…もっと…してください。」

涙を流しながら顔を赤らめ、絞り出すようにそう言った。

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「良し、とりあえずしばらくは上半身だけにしておこう。よく頑張ったな。ご褒美にキスをしてやる。」

スミレは目を閉じた。

大和は軽く唇を合わせた。

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翌日

「今日からお前は商品として仕事をすることになる。しばらくは上半身の愛撫だけにしておくが、客がお前に無理なことをしないよう、俺が同室で客との行為を見張ることになる。俺のことは気にしなくていいから、お前は客の気をよくすることだけに集中しろ。」

「はい。」











その日の客は50代の男性であった。

スミレはキチンと身売りをした。

大和はスミレが目の前の客に尽くしたと思っているが、スミレは大和が見ているからこそ今日の客を満足させられたのだ。

大和に見られている

その感覚がスミレの脳内を甘く痺れさせた。

「初日にしてはよくできていたな。でも、まだぎこちなさが目立つ。明日はそれをなくせるようにしろ。」

「はい。」

「スミレ、こっちに来い。」

「?…はい。」

スミレが大和の所に近付いた。

「今日からは、ちゃんと仕事をすれば褒美にキスをしてやる。口を開けろ。」

「はい。」

スミレが控えめに口を開けた。

その中に大和の舌が入ってきた。

「んっ…ふ…んっ…ん…」

「そうだ、もっと舌を絡ませて声を出せ。もっと相手に気持ちいいと思わせるんだ。」

「はいっ…んぁ…はふ…」

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