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黒猫さんと高校生初登校

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涼太「スースー…はっ!やべ、今日初日…」

俺は、黒猫さんのことを忘れようと、準備を昨日した。10回くらい忘れ物がないか見直すレベルで。でも、遅刻しては意味がない。寮と学校が同じ敷地内にあっても、この学校じゃ距離がありすぎる。

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俺は、清潔感あふれる白と青色の制服そして、一年生だとわかるように配られたバッチをつけた。このバッチは学年がわかる。他にも、学校行事でもいい成績を出せばもらえるそうだ。俺の場合、あまり他人に誇れるようなことはないので、もらうことはまずないと思うが…

涼太「えーっと、確か朝食は大食堂に行けば良くて、行き方は…」

確か机の上に黒猫さんからもらった地図があるはず…
って、また思い出した。でもこれは仕方がない。
俺は地図を手に持ち、部屋を出た。


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部屋を出ると、ちょうど、隣人の人も出てきた。

涼太「あ、おはようございます。」

??「…はよ」

ぶ、無愛想な人だ。
その人は、同い年かと驚くぐらい大人な雰囲気を持っていた。多分、背が高く、顔は良く、ガタイもいいというところからだろうか。

涼太「あ、俺、春日井涼太っていいます。一年間よろしくお願いします。」

??「…俺は鳥羽力雄。…よろしく」

少し声は小さめだが、力雄は優しく微笑んで、握手を求めてきた。
な?んだ笑えるんじゃん

涼太「俺のことは涼太って呼んでよ。タメでいいから」

力雄「じゃあ、俺のことも力雄って下の名前で呼んで」

涼太「おう!」

俺と力雄は並んで地図を見ながら、大食堂と話をしながら進んだ。
力雄は有名な鳥羽財閥の息子で、兄が一人いるそうだ。寝起きは静かだそうで、さっきの朝の態度も納得だ。この学校の中等部からいるそうだ。男子校なので女子に告白されことはないが、男子にはあるらしい。

涼太「…まじで」

力雄「マジで。だから涼太も気をつけろよ。」

涼太「…気をつけようがない気が…」

力雄「……そうだな。っと、見えた、あれが大食堂だ。大食堂は中等部と合同だから結構な人数いるぞ。気をつけろ。」

涼太「あ、うん。」

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大食堂に行くと、想像以上に人がいたが、それ以上に広かった。中学校の体育館何個分だろ…

この学校の大食堂は、レストランのような感じだった。席につくと、給仕さんが来て、メニューを見せてくれる。内容も、フランス料理や和食のようなものから、ファストフードまで様々だ。成績が50位以内であれば無料らしい。俺は入学試験で35位だった。これを落としさえしなければ大丈夫だ!

涼太「うまい!」

力雄「だろ?ここはいろんなシェフが腕をふるっているからな。ここでいい実績を積むと、理事長先生がプロデュースしてくれるんだ。」

涼太「もぐもぐごくん…その理事長先生って有名なのか?」

力雄「涼太も聞いたことあるんじゃないか?二階堂裕史。この学校の創立者だ。」

涼太「マジで?!」

力雄「うるさい…」

俺は驚いてしまった。二階堂裕史といえば、一代で二階堂家を有名にした、人だ。何でも、俺のよくやるゲームから、車やら、家電製品やら、携帯やら、ありとあらゆる物を作ってる会社を作ったらしい。
そんな人の創った学校にいるなんて…

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力雄「涼太、もうすぐ行こう。今から行かないと遅刻する可能性が高くなる。」

涼太「マジで、ちょっと待ってあとこれだけ……よし!お待たせ!」

俺と力雄は大食堂をでて教室へと向かった。校舎と同じ敷地内だよなと、疑ってしまうほど遠く、時間がかかった。でも力雄と話をしていて、楽しかった。

とは言っても、

この学校広すぎんだよ!

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